50’ s USAF
B-15D MODIFIED
MIL-J-6251
B-15B、B-15Cに続き、1953年採用されたB-15Dにおいて米空軍はフライト衣料の基本色を『Sage Green』と規定した。1965年12月に発行された指示書に沿って、在庫として余っていたB-15シリーズの襟のムートンはリブニットに付け替えられた。『B-15D MODIFIED』実物
■制式名称:JACKET, FLYING, INTERMEDIATE, TYPE B-15D
■スペック:MIL-J-6251A 又は B
●サイズ :M-L程度
肩幅55
身幅62
着丈60
袖丈63
■コンディション:
シガレットポケットとオキシジェンタブが取り外されたミニマムな印象の素晴らしい個体。
袖リブのダメージはありますが、それ以外はグッドコンディション。
B-15Bは米陸軍航空隊時代(USAAF)に採用された為、継承してカラーはオリーブ色でしたが、
戦後、USAAFから独立してUSAFが編成されると、新たにブルーにカラー変更されたB-15Cが採用。
しかし、青色の衣服は不時着した際に敵に発見され易い点から、
1953年、セージグリーンにカラー変更されたのがB-15Dとなります。
翌年の1954年には、MA-1が制式採用されたので、
B-15DはB-15シリーズの最終型、製造期間:約一年弱。
ご存知のようにB-15シリーズの特徴とも言える防寒用にボア襟が印象的かと思いますが、
ジェット時代になり、樹脂製のハードヘルメットが使われるようになると、ボア襟が邪魔になるという点から、MA-1ではボア襟が取り払われ、代わりにリブニットの襟が付けられるようになります。
MA-1は新規採用されたばかりで、全てのパイロットに行き渡ることは不可能だったため、それまでのB-15のボア襟を取り除き、リブニット襟に付け替えるという作業を実施。
これが行われたジャケットにはMOD(モディファイド)のコードにより区別され、
MODモデルは襟交換済であることを示す白いラベルが貼り付けられ、特徴となります。
これがB-15Dモディファイの存在理由となります。
滅多に出会えないB-15Dモディファイジャケットです。
ma-1
MA-1
フライトジャケット
実物
本物
50's
50s
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米軍
カテゴリー:
ファッション##メンズ##ジャケット・アウター
肩幅/身幅/袖丈/着丈
50cm/60cm/60cm/58cm